想いとは裏腹に

西原を求めてしまう



この心地よい空間に

顔を埋めたくなってしまう




「私たち‥つきあう‥?」


このまま傍に居たら

私は変われるかもしれない



けど

本当は変わることを恐れてた




そんな私に

西原は言ったね



「やっぱ、やめた方が良いんじゃない?」



胸が痛んだ

西原に拒まれた気がした




「うん、そうだよね」


そう言った私を

西原はぎゅっと抱き締めた



ぎゅっと

離さなかった