西原の手が

肩に触れる



私は

これから行うこと

心の中で再確認をしなかった




矢田くんとの思い出が

頭に過ぎっても

西原を拒むことが出来なかった



なぜなら


私も望んでいたから



その時の流れに

身をまかせていたかった