love letter





どうしよう

どうしよう


こんな時間に

二人でいるなんて


絶対誤解される!





アタフタしはじめた私の制服を

西原がグイッと引っ張った


えっ!?


西原の手に誘導されるまま

私はしゃがみこんだ





「ここなら見つかんない」



囁くような西原の声が耳に触れる


教室の壁に寄り掛かって座った西原の膝の間で

私は身を縮めた




どうか見つかりませんように


そう強く願ってた