どうしよう どうしよう こんな時間に 二人でいるなんて 絶対誤解される! アタフタしはじめた私の制服を 西原がグイッと引っ張った えっ!? 西原の手に誘導されるまま 私はしゃがみこんだ 「ここなら見つかんない」 囁くような西原の声が耳に触れる 教室の壁に寄り掛かって座った西原の膝の間で 私は身を縮めた どうか見つかりませんように そう強く願ってた