季節が秋になり


定期演奏会を終えた




私に待っているのは

進路






部活で矢田くんに会えなくなり

廊下ですれ違うことだけが喜びだった



目と目で笑いあう瞬間


やっぱり矢田くんが好き

そう思ってた




矢田くんを想い続けていた私


進路のことは真剣に考えられなかった



矢田くんが進学するという事を知り

私はその近くの学校に進学したいって思ってた