それでも

私の能力は西原の力を借りても他より衰えていた



西原にとっては迷惑な

居残り




「今日中に提出するように」



先生の一言で

私と西原は放課後残ることになった









この頃

私は西原を特別な存在として意識したことはなかった



ただのクラスメイト

そう思ってた