「土曜日、会える?」


「うん」




矢田くんの誘いに喜んだ


学校が休みの日に会えるなんて嬉しい




誘ってくれるのは

いつも矢田くんから



それが当たり前になってて

私はいつも待ってた




そんな日々


そんな日々で…



そんな幸せな中でも

私はいつも不安になってた



どこかで


矢田くんの心の奥に


誰かがいるんじゃないかと…