コンサートの帰り 二人で小さなバス停に行った 真っ暗で寒いのに 矢田くんの隣は温かかった 久しぶりのゆっくりした時間 きっと、帰ったら「帰りが遅い」ってお母さんに叱られる それでも一緒に居たかった 何度もキスしたね 何度も何度も 「寒いしょ?」 よくそう言って私の手を矢田くんのポケットに入れてくれてたよね ポケットの中で繋がれた手は 本当に温かかった 幸せだった