部活に行く時間 胸の高鳴りが自然と大きくなる 矢田くんに会えることが嬉しい 嬉しいと同時にいろんな不安があった みんなは噂を聞いたのかな? 後輩たちも知ってるのかな? だとしたら、矢田くんを想ってる一年生は傷ついてる 早く彼女に伝えなきゃ 私は たぶん彼女のためではなく 自分のためだった 自分の口から伝えることで 卑怯者から逃れようとしてたんだ 矢田くんがいればそれだけで良かったのに 私は良い人でいたかったんだ