love letter




「おうっ」

と言って皆の輪から立ち上がった矢田くんと

皆から少しだけ離れた所に座った



さっきとは反対側の左に矢田くんがいる



肩が触れそうで触れない距離の私たち





わたし


物凄く意識しちゃってる


物凄くドキドキしちゃってる





私たちの頭上には

数えきれないほどの星が輝いていた