「何? これ……」 「読んだらわかるよ」 練習の合間に彼を廊下の奥に呼び出しラブレターを渡した。 目を丸くして手紙を受け取った彼。 私を見た後に手紙に目を通した。 手紙の内容はわからない。 けど、好きっていう気持ちがその手紙にいっぱい込められてるんだと思う。 彼は壁に寄りかかり、真剣な顔で読んでいた。 読み終わった彼が手紙を折りたたんでいる時 私はもう一つの頼まれごとを実行した。 「でね、ルイちゃんが先輩の第二ボタンが欲しいんだって」 私の言葉に、彼は顔を上げた。