コンクールの打ち上げは

毎年恒例だった



先輩の家に大勢で押しかけ

未成年だったのにお酒を飲んで楽しんだ




出遅れた私は

みんなのテンションの高さに少し引き気味


初参加の一年生の酔いっぷりには

本当に驚かされた



なかなか部屋で落ち着けない私は

どこにも行けなくて階段を降りた



するとそこに

矢田くんがいたんだ