今、僕は茜ちゃんと向かい合って座っている。


茜ちゃんを僕のものになってくれた。


まぁまだカタチだけなんだけれど……


絶対に手に入れてみせるよ


それでも嬉しくてニコニコ笑みが漏れてしまう。


茜ちゃんのほうは何か考え事かな?


緊張しているのかもしれないから話しかけたほうがいいかな…


「今日から夫婦になるわけだけどヨロシクね」


なるべく優しく話しかけた。


「こちらこそよろしくお願いします」


やっぱり緊張しているのかな。ガチガチだ。


「う~ん。僕たちは結婚したんだから敬語とかじゃなくていいよ。名前も呼び捨てで構わないし、ね」


笑顔で言ったら茜ちゃんの顔が真っ赤になっちゃったね。


きっと照れているんだね。ホントにかわいいね。


「ぅうんっ。わかった。今日からセツナってよぶね!セツナも私のこと茜でいいよ」


初々しい反応を見ていたら思わずこえに出して言ってしまった。


「かわいいね」


僕がそう言うとさっきよりもさらに真っ赤になった。


これからの生活が楽しみだな♪


そのあと自分達の部屋の整理をすることになった。