終わらない空虚観が 胸を締め付ける さよならと呟いた青い唇 睫毛の隙間の涙がキラキラ光る ( だ れ か を 呼 ぶ よ う に ) 気持ちとは裏腹に やまない呼吸が 憎らしく、愛おしい そっと、 左胸に手をやる。 途方もない夢が目を殺してしまうまえに。