ずっと心の奥底に秘めていた思いを告白し、奈々子の体は耳たぶまで熱くなっていた。
すると、次の瞬間、奈々子の視界がさえぎられ、息苦しくなった。
――零が抱きしめてきたのだ。ぎゅっと力強く。
熱を保ったままの耳たぶに、零の唇が近づく。
「おれのことそんなに真剣に考えてくれるなんて……おれ谷田さんのこと好きになりそうだよ……」
そうささやかれ、奈々子の耳たぶはさらに熱くなった。今にも火がでそうなほどだ。
「で、でも愛華ちゃんは……」
死んでしまったとはいえ、零の彼女だったことに変わりはない。
しかし、零は首を横にふった。
「愛華は気が強くて一緒にいても心が休まらなかったんだ。それにマリ殺した上に隠そうとしていたなんて……最低だよ。だけど、谷田さんといると、なんか安心できる。おれ、やっぱり、谷田さんのことが好きなんだと思う」
夢でも見ているのだろうか。零が好きと言ってくれるなんて。
奈々子は信じられない思いで、零の背中にそっと手をまわした。
男の人の背中が広いことを奈々子は初めて知った。
すると、次の瞬間、奈々子の視界がさえぎられ、息苦しくなった。
――零が抱きしめてきたのだ。ぎゅっと力強く。
熱を保ったままの耳たぶに、零の唇が近づく。
「おれのことそんなに真剣に考えてくれるなんて……おれ谷田さんのこと好きになりそうだよ……」
そうささやかれ、奈々子の耳たぶはさらに熱くなった。今にも火がでそうなほどだ。
「で、でも愛華ちゃんは……」
死んでしまったとはいえ、零の彼女だったことに変わりはない。
しかし、零は首を横にふった。
「愛華は気が強くて一緒にいても心が休まらなかったんだ。それにマリ殺した上に隠そうとしていたなんて……最低だよ。だけど、谷田さんといると、なんか安心できる。おれ、やっぱり、谷田さんのことが好きなんだと思う」
夢でも見ているのだろうか。零が好きと言ってくれるなんて。
奈々子は信じられない思いで、零の背中にそっと手をまわした。
男の人の背中が広いことを奈々子は初めて知った。

