復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜

「先生はそう言ってたけど、心配だよね。どうしたらいいんだろう……」

奈々子は反応を待ったが、愛華は黙々と弁当を食べている。

すると亜美がカチャリと箸を置いた。

「――みんなで千尋の家に行って確かめよう」

確かにそれが一番だろう。奈々子がうなずきかけると、「えっ」と愛華が不満そうな声をあげた。

「みんなってあたしも入ってるの? イヤなんだけど」

いつもなら愛華がイヤと言えば、じゃあやめよっか、という流れになるのだが、今日は違った。

「イヤなんて通らないよ。愛華に一番責任があるんだから」

亜美の確信をついた言葉に、愛華は一瞬顔を歪めた。