復讐メッセージを送信しました。〜ナナツノノロイ〜

「わかった。じゃあ、放課後にバス停の近くにあるファミレスで話はきくから。もし、逃げたりしたら許さないからね!」

愛華は命令口調で言うと、くるりと背を向け、亜美と歩いていった。

「――なんなのよ、あの態度。一体誰のせいでマリちゃんが死んだと思ってるのよ」

怒りで震える体を沈めるためか、千尋は自分の両肩を抱いていた。

千尋の言う通りだ。だけど、愛華に逆らうことはできない。

――怖いから。逆らったら、なにをされるかわからないから。

奈々子はぎゅっと拳を握りしめ、うつむいた。


昼食は千尋と二人で食べた。

「はあ……もういらない」

千尋は弁当に少し手をつけただけでフタを閉じている。