あれからまた数日がたち、あたしはマーくんと再び食堂で会うことになった。





『こんにちは。』


夏津紀がマーくんに挨拶すると、マーくんも挨拶して席についた。



『で、俺の事。穂乃嘉からきいた?』


マーくんは、夏津紀にきいた。



『ええ。ききました。穂乃嘉が本気で好きだったと。』


夏津紀が言うと、マーくんは驚いた顔をし、あたしを見て、



『何で…ただの高校ん時の先生だって言わなかったの?いくらでも嘘をつけたはずなのに…』


と言い、頭をかいた。