すると、 [ 穂乃嘉☆ お誕生日おめでとう♪♪帰ってきたら、お祝いしようね↑ ] 真緒美たちからの、メールが入っていた。 あたしは急に泣けてきて、手で涙を拭きながらメールを読んで、電源を切った。 自分の誕生日なんて忘れてた。 桐也が死んじゃうかもしれないって時に、誕生日なんて……。 なんてついてないんだろう…。 あたしは泣きながら、病室の前に戻り、イスに座って毛布をかけて丸まった。