こっちむいて伏見!





「3年の藤森…?
生徒会?」


翌日、アタシはマユコに昨日の出来事を話した。


本当は昼休み教室に戻ってから話したかったんだけど時間がなくて、

結局、ゆっくりと話せなかったのだ。



アタシの話をひと通り聞いたあとマユコは思い出したように言った。

「あ、あぁ!知ってる。
藤森先輩ってめっちゃカッコええひとちゃうかった?
女子にも人気あって。
でもなんで…?」


「なんか電脳部の部長やってたみたい」


「ウソ!マジで!?
そんなん初めて聞いたわ!」


彼女は大きな声でアタシに聞き返した。


うーん、彼女がそんな驚くほどのイケメンってこと?

でもなあ。

最初から最後まではっきり顔がわからなかったから。


確かに人当たりよさそうでいいひとっぽかったけど。


そっか、
そんなひとだったんだ。