こっちむいて伏見!



そしてアタシは意地悪くニヤっと笑って伏見に言ってやった。


「ほな、アタシが入部した動機ってなんやと思うんやさ?
言ってみてや?」


「…そ、それは…」


自分のことが好きだからコイツは入部してきたなんて彼の性格上言えるわけがない。


でも実はそのこともちゃんと藤森先輩は了解してくれてるんですよー。

知らないのは伏見のみ、
だもんね。



「だいたい、機械の好きな人間が時間の限りここで…」


話をそらせて伏見が言葉を続ける。

すると先輩が


「時間の限り?
うーん…、
そしたら俺もこのクラブ向いてへんかなぁ?
幽霊部員の幽霊部長やし」


伏見とは対照的に呑気そうに腕を組んで言った。