こっちむいて伏見!









「…てことで、
今日から彼女、
クラブの一員になったからよろしくやってな?
伏見?」



先輩は早速、
その日の放課後にアタシを伏見に改めて紹介してくれた。


「なっ!…なんで
入部認めたんですか?
先輩っ!」


伏見は藤森先輩に食いつくように言った。



「なんやの、
そんなにアタシ、
入部したらあかんの?」



「ここは心からコンピュータを愛する人間が集うクラブなんや。
オマエはそういう奴とちゃうやろっ!
だからアカン、俺が認めへん」


一気に捲くし立てるようにアタシに言う。


ふーん、
要はここってコンピュータ好きの人間が集まるクラブなんだ。


「…どうりでこんな地味なことしてたら目立たへんはず…」


「おっオマエ…!」


アタシの言葉に伏見の声はますます大きくなる。