こっちむいて伏見!


朝も早かったら寝ようかな。



でもどこで?

保健室なんて開いてるわけもないし。

どっか机にでもうつぶして寝ようか。



それなら、

どうせ寝るなら伏見の席がいい。



アタシは彼の席まで移動してうつぶす。


よっぽど眠たかったのか、

そのうち、うとうととし始めた。










「…おいっ!!」



あれ?伏見の声・・・?


「なに?」


「俺さ…オマエのこと実は…」


「え?なに?」



照れた顔した彼が何か言おうとしてる。


もしかしてアタシ告られる…?って?
そんな展開?



そんな、チップ見つけたくらいで…。



……。