こっちむいて伏見!




もうちょっと
やさしくするとかしてくれてもいいのに。



思わずアタシは隣に立つ、
彼の制服のネクタイを掴んで自分に引き寄せる。



彼が咳き込みながら叫ぶ。


「うわっ!!止めろやっ!」


「なんで相変わらず、
ずっとそんな態度なんよっ!
伏見の彼女とちゃうの?」


アタシは彼がなんて答えるのか、
反応がみたくて聞いてみた。


彼はアタシの質問に答えようとせず
両手でアタシの肩を押しかえす。



「近いって!」


む。

またそれですか。