こっちむいて伏見!



突然、アタシに言われた伏見も相当驚いたようでアタシの方に振り向く。


「なっ…なんで俺やねんっ!」


大声でアタシに怒鳴った。




知るか。


そんなもん。



アタシに
こんな嫌な思いさせておいて。



アタシはわけのわからない屁理屈で自分の気持ちを落ち着けようとした。



おそらくどうしていいのか、
わからないのは先生だろう。


でも知らない。


知らないんだから。