こっちむいて伏見!



「あの…」


アタシはそれ以上、
もう、
何も言えなくなってしまった。




ガタン!!


突然、
聞こえた伏見の立ち上がる音。



びっくりしてアタシは振り返る。


伏見…?


でも伏見は少しうつむきがちに、
アタシの横をすっと通りすぎて何も言わず、
そのまま部室を出て行った。



先輩とふたり、
伏見を呆然と見送った。



どうして…。