「人に指差したらアカンって家の人に教わらへんかった?」 アタシはそう言って笑いながら 伏見の人差し指をぐっと折るように掴んだ。 「…痛っ…!! 離せやっ!」 彼は顔を歪ませる。 でも そんなアタシたちを無視して先輩は勝手に話をすすめていく。 「…そうやなぁ、 せっかく女の子がおるんやし、 メイド喫茶みたいな感じは? 衣装は予算がまだ結構残ってるからネットとかで買えると思うし?」 は? 女の子がいるからメイドって? アタシがやるの?