こっちむいて伏見!


「あっ、あの、
結構、生理痛とか…。
酷いほうで…。
今回みたいに倒れるってのも特に。
今みたいな夏場はようあることやから」


そのアタシの言葉に彼は真っ赤になる。



あれ?
アタシなんか変なこと言ったっけ?


「おっ…オマエっ…!!
そっ…そんなこと…、普通に言うもんちゃうやろっ!」



「何が?
あ、生理痛が酷いって言った事?」


「もうええっ!」


なに、焦ってんのよ。

心配しなくていいって正直に言ってるだけなのに。


彼は落ち着かせるように、
再びカバンの中の何かを乱雑に探し始めた。



そして


「…あった」


彼はほっとしたような、
小さな声で言う。



「ホラ、コレ」


そして小さな包みをアタシに差し出した。