な、なんか気になる。 何が言いたかったのよ。 アタシが自分で思ってる以上に、 嫌われてるとか? 嫌なことばかり思い浮かんでくる。 途中で言葉を止めるとか、 卑怯すぎるっ! とか言ったって今、尋常な状況じゃないしな。 言いたいことがあるのならこんな状態のときじゃなくて。 普通のときに面と向かってアタシに言えばいいのに。 まさか、 アタシのことが怖いから言えないとかないでしょね。 せつないなあ、 なんちゃって。 アタシはもう言葉を発しなくなってしまった彼の髪にそっと触れてみる。