こっちむいて伏見!


ちょっとでもいいから。

少しでもいいから。

アタシに笑ってくれたっていいじゃない?

これでも好かれようと頑張ってるつもりなんだけどなあ。



結局、
なんか空回りしてるような気もするけどさ。

すいませんね…、もう。



「…でも、こないだ、深草が休んだとき…、
平穏な…、1日が…久しぶ…りに過ご、せると思って…。
過ごせ…」


彼の言葉がさっきよりも途切れ途切れになる。


何が言いたいんだろう?

ま、どうせまたロクなことじゃないだろうけど…。


「…なの…に…」


アタシはそのまま肘をついて、
うつぶしたままの彼を見つながら次に出てくる言葉を待つ。



しかし、

それきり彼から言葉が発せられることはなかった。