こっちむいて伏見!



なんだ、思ってるよりも機嫌は悪くないかも?

一応、
聞いここと、答えてくれてるし。


アタシはホウキの柄の部分に手を置き、その上に顔を乗せ、
もたれるようにして彼の仕草を見ていた。



よくわからないけれど、
それにしてもホントすごいなぁ。

なんか感心してしまう。


昨日、部室を出て行ったこと、
聞いてみようか。

大丈夫かな。

そう思いながらアタシは
首を傾げた時に肩に落ちた髪をかきあげた。


ちょっとホッとしたアタシだったけれど。


その髪をかきあげたアタシの姿に
気づいた伏見が突然言った。


「もう!うっとうしいねん!その髪!」


「え?」


何?
突然…。


あまりにも突然すぎてアタシの目がテンになってしまう。