こっちむいて伏見!



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……。


あれ。



アタシは新しい教室に入り、中をぐるっと見渡す。


あそこに座ってるのって…?

窓に近い席に座り、
何か本を読んでいる男子。



どきどきしながらポケットに入れているメガネを取り出しかけて確認する。


やっぱり、
間違いない。

これは運命だったりして。



そしてメガネをはずして彼に駆け寄る。



「見ぃつけた!」


「わっ!!」


アタシの声に彼は飛び上がるように驚いた。


「おっ…オマエ…!」


「同じクラスやったんやねぇ!
これって運命やったんかも?」


アタシは嬉しくて彼の前の空いてる席に着き、
話かける。


彼は驚いた表情のままアタシを見る。


あ、そうだ、肝心なこと聞いてない。


アタシは彼が逃げないように制服のネクタイを掴んで引き寄せた。