樹里はニコッと笑った。


「そんな訳ないでしょ。じゃあまた明後日ね!」


そう言って、家を出てこうとするんだけど…


「あらぁ…雨降ってきちゃったのね…一樹!送ってあげなさい」



おいおい…隣だぞ?母さん…



「おばさん、いいですよ…隣だし…」



「ダメよっ!樹里ちゃん可愛いものっ!何されるか分からないじゃないっ!それに、隣っていっても10メートルは離れてるじゃないのっ!ほらっ一樹送りなさいっ!」


それは樹里の家の庭がデカイだけだよ…