好きと言わせて

しかし、インターフォンは鳴り止まない。



これ以上鳴らされると近所迷惑な気がするんだけど。



でも居留守を使うって決めたんだから。




けれど叫び声によってわたしの決心は覆された。




「桜!居るのは分かってるんだ。出て来い!」




紛れもない光の声。




インターフォンを鳴らしていたのは光だった。