屋上を出ようとしたとき、今の幸せな時間が心を満たした。
でも。
同時に、すごく不安になった。
今の幸せな時間は、崩れたりしない?
いつまでも続く?
そんな考えが脳裏をかすめた。
そしたら。
口が勝手に動いたんだ。
「ねぇ光汰……ほんとにあたしなんかでいいの?かわいくないし、素直じゃないし、それに」
自分でも正直びっくりだけど。
これも、あたしのほんとの気持ち。
あたしなんかでいいの?
あたしが不安になると、光汰はいつもやさしい表情をむけてくれるよね。
「何言ってんだよ。俺の一番は美樹なの。さっきのもう忘れた?」
ほらね?
光汰は、あたしの心の中のわだかまりを溶かす方法を知ってる。
でも。
同時に、すごく不安になった。
今の幸せな時間は、崩れたりしない?
いつまでも続く?
そんな考えが脳裏をかすめた。
そしたら。
口が勝手に動いたんだ。
「ねぇ光汰……ほんとにあたしなんかでいいの?かわいくないし、素直じゃないし、それに」
自分でも正直びっくりだけど。
これも、あたしのほんとの気持ち。
あたしなんかでいいの?
あたしが不安になると、光汰はいつもやさしい表情をむけてくれるよね。
「何言ってんだよ。俺の一番は美樹なの。さっきのもう忘れた?」
ほらね?
光汰は、あたしの心の中のわだかまりを溶かす方法を知ってる。


