「ほ~らな!」




陸は、2人の背中を見ながら、私の肩に肩をぶつけた。




「本当にラブラブだね。なんだかこっちが恥ずかしくなっちゃうくらいに・・・…」





陸は、私の手をぎゅっと握った。



そして、爽やかな笑顔を向けて、私をドキっとさせた。



「じゃあ、俺たちも行く?ラブラブだもんな、俺とまこも」





龍之介とレナを追いかけて、砂を蹴り上げて海へと走った。