何の意識さえ挟ませず、次の瞬間には、 「あーほんとだ。近くで見たら、多少は可愛いね?彩希?」 …き、距離が近いっ!!!!! 栗色の瞳が近距離にあっという間に近付いて、 整った顔立ちはどこも崩れがなくて、何でこんなに肌が綺麗なんだろうって、感心してる場合でもなくて、 悪魔な彼は、 天使みたいに甘い視線を容易く注ぐ。 射抜かれたみたいにあたしは固まって、普段なら絶対直視出来ないのに、固まり過ぎた体は、その視線を真っ直ぐに受け止めて、一気に体の熱を上げる。