「俺と、旅に出てくれないか?」
日本でも出来る事はある。
しかし、閉じこもっているだけでは、駄目だ。
広い世界に出なければ、見えるものも見えない。
「今は、お吟さんしかいないんだ。頼む」
深く、頭を下げる。
「愛されとるな、吟」
「え」
公園の外から歩いてきたのは、龍姫と紅玉だった。
二人とも軽装になっている。
「龍姫?」
「姫ちゃんなのじゃ。そなたはワラワが嫌いとみた」
顔を背けるが、本気では怒っていない。
「姫ちゃん」
「ぬふふ、やっぱり、ワラワはそなたの事が愛しいのじゃ!」
笑顔で抱きついてくる。
隣の紅玉は冷静な瞳で、俺と龍姫とのやりとりを見ていた。
「それは解った。話を聞く前に、お吟さんに変鎖をかけてくれないか」
先ほどの龍姫の台詞を聞く限りでは、狐はお吟さんで間違いないだろう。
「むう、そなたは吟がお気に入りなのじゃな」
「姫ちゃんもだよ。本当に、色々と感謝してる」
「うむうむ、あやつも口を聞けぬのでは不便じゃな」
俺の台詞を聞いてやる気を出したのか、お吟さんの下へと歩いていった。
日本でも出来る事はある。
しかし、閉じこもっているだけでは、駄目だ。
広い世界に出なければ、見えるものも見えない。
「今は、お吟さんしかいないんだ。頼む」
深く、頭を下げる。
「愛されとるな、吟」
「え」
公園の外から歩いてきたのは、龍姫と紅玉だった。
二人とも軽装になっている。
「龍姫?」
「姫ちゃんなのじゃ。そなたはワラワが嫌いとみた」
顔を背けるが、本気では怒っていない。
「姫ちゃん」
「ぬふふ、やっぱり、ワラワはそなたの事が愛しいのじゃ!」
笑顔で抱きついてくる。
隣の紅玉は冷静な瞳で、俺と龍姫とのやりとりを見ていた。
「それは解った。話を聞く前に、お吟さんに変鎖をかけてくれないか」
先ほどの龍姫の台詞を聞く限りでは、狐はお吟さんで間違いないだろう。
「むう、そなたは吟がお気に入りなのじゃな」
「姫ちゃんもだよ。本当に、色々と感謝してる」
「うむうむ、あやつも口を聞けぬのでは不便じゃな」
俺の台詞を聞いてやる気を出したのか、お吟さんの下へと歩いていった。

