妖魔03(R)〜星霜〜

三派閥の長が一度にいなくなりましたか。

更なる混迷に陥りそうですね。

それはそれで、楽しい事じゃありませんか。

マヤさん。

私は、自分の最大の過ちであるお金は生み出しません。

例え、貧乏に陥ってもやる気はありませんね。

「私は世界を変えられる人間となる。それが神への貢献に繋がるというのならば、力を惜しまない」

「それはそれは、あなたの神に対しての直向な姿勢は、崇めたくなりますよ」

風間さんが手を出してきます。

「おや、握手ですか」

「ああ」

手を近づけようとしたところで、拳で襲い掛かってきます。

しかし、私は予め予想していたので、バック転をしながら足に仕掛けたナイフで風間さんのアゴを斬りにかかりました。

「今度は私がやられたようだ」

アゴから頬にかけて血を流しながらも、笑っています。

「この傷は記念として残しておく。次に遭う時は、楽しみにしている」

身を翻しながら、風間さんは去っていきます。

彼の背中のたくましさをご婦人が見れば、黄色い声援は止まないでしょう。

「さて、私も行きましょうか」

ナイフを作り出し、持国さんが住んでいたであろうビルへと向います。

今も残党さん達がいるかどうかは解りませんが、いればダンスでも踊ってもらうとしましょうか。

その後、私はお金を得、廃墟を出る事になります。