最上階へ辿り着いた時には、死体はなかった。
全て、使い切ってしまったのか。
「はあ、はあ」
部屋の数は二つ。
迷っている暇もなく、手前のドアを開ける。
派閥のボス同士が、対峙している。
部屋の中は狭く、大きな机と椅子が一つあるだけだ。
そこは、剣を振り回せない状態であり、増長は剣を手放していた。
「ギャハハハ!遅いぜえ!」
増長は余裕の笑みで私の気配を察知する。
持国は無表情で、私を一瞬だけチラ見して視線を戻した。
「ギャハハハ!他の奴らは腑抜けすぎていけねえ!俺様はな、テメエと殺りあえてワクワクしてんだぜえ!」
「俺達の甘い生活を破壊する者は、誰であろうと殺す」
「ギャハハハハハハハハハハ!口だけじゃねえってところを見せてから言えやああああ!」
マヤの姿がない。
もう一つの部屋にいるのか。
二人の戦いは二人に任せておいた方がいいだろう。
私が動く前に二人が動き始めた。
増長が大きな拳を振り下ろす前に、指先で腹に穴を開ける持国。
それでも拳は止まらない。
持国は片腕でガードしたが、後方へと吹っ飛ぶ。
瞬時に腹の傷が治り、持国が怯んでいる間に増長が頭を掴む。
「穴に落ちるって事がよお、どれだけスリルがあるか試してやるぜえ!」
増長は後方にあるガラスに持国の頭を打ちつけ割ると、そのまま飛び降りてビルから落下していった。
全て、使い切ってしまったのか。
「はあ、はあ」
部屋の数は二つ。
迷っている暇もなく、手前のドアを開ける。
派閥のボス同士が、対峙している。
部屋の中は狭く、大きな机と椅子が一つあるだけだ。
そこは、剣を振り回せない状態であり、増長は剣を手放していた。
「ギャハハハ!遅いぜえ!」
増長は余裕の笑みで私の気配を察知する。
持国は無表情で、私を一瞬だけチラ見して視線を戻した。
「ギャハハハ!他の奴らは腑抜けすぎていけねえ!俺様はな、テメエと殺りあえてワクワクしてんだぜえ!」
「俺達の甘い生活を破壊する者は、誰であろうと殺す」
「ギャハハハハハハハハハハ!口だけじゃねえってところを見せてから言えやああああ!」
マヤの姿がない。
もう一つの部屋にいるのか。
二人の戦いは二人に任せておいた方がいいだろう。
私が動く前に二人が動き始めた。
増長が大きな拳を振り下ろす前に、指先で腹に穴を開ける持国。
それでも拳は止まらない。
持国は片腕でガードしたが、後方へと吹っ飛ぶ。
瞬時に腹の傷が治り、持国が怯んでいる間に増長が頭を掴む。
「穴に落ちるって事がよお、どれだけスリルがあるか試してやるぜえ!」
増長は後方にあるガラスに持国の頭を打ちつけ割ると、そのまま飛び降りてビルから落下していった。

