増長にどこまでの力があるのか。
私を人間ではないと気付いた増長も、人間ではないのかもしれない。
「しかし、俺様に会いに来るって事は、誰かをぶっ殺して欲しいのか?」
すでに、勘付かれているのか。
「ああ」
「ぎゃはは!いいねえ!ガキのくせして、エゲつねえ!」
増長の笑い方は、癇に障る不愉快な物だ。
だが、堪えるしかない。
「で、誰よ?」
増長が前のめりになりながら、顔を近づけて聞いてくる。
「持国だ」
「ほう」
目つきが変わった。
「お前、持国を殺すってえのがどれくらいの事か、解って言ってるんか?」
「解っている」
私は増長の瞳を睨み返した。
「そうかそうか。そりゃ面白え」
「受けてくれるのか?」
「まあ、最後まで話を聞けや」
どこから仕入れたのかは解らないが、葉巻を取り出して吸い始めた。
「さっきも言ったけどよ、強い奴ほど殺し合いは面白え。だが、紛争となりゃ話は別だ」
「紛争、か」
「相手は持国一人じゃねえんだよ。その部下もいるんだぜ?」
「それなら尚更、依頼を願いたい」
増長は葉巻を灰皿に押し付けて捻り消した。
「ギャハハハ!いいぜえ!お前のようなノリのいい奴はな!」
机の中を漁り始めた増長の取り出した物。
「紛争をやるにゃリスクが付き物だ。金じゃリスクは賄えねえ」
それは拳銃だった。
私を人間ではないと気付いた増長も、人間ではないのかもしれない。
「しかし、俺様に会いに来るって事は、誰かをぶっ殺して欲しいのか?」
すでに、勘付かれているのか。
「ああ」
「ぎゃはは!いいねえ!ガキのくせして、エゲつねえ!」
増長の笑い方は、癇に障る不愉快な物だ。
だが、堪えるしかない。
「で、誰よ?」
増長が前のめりになりながら、顔を近づけて聞いてくる。
「持国だ」
「ほう」
目つきが変わった。
「お前、持国を殺すってえのがどれくらいの事か、解って言ってるんか?」
「解っている」
私は増長の瞳を睨み返した。
「そうかそうか。そりゃ面白え」
「受けてくれるのか?」
「まあ、最後まで話を聞けや」
どこから仕入れたのかは解らないが、葉巻を取り出して吸い始めた。
「さっきも言ったけどよ、強い奴ほど殺し合いは面白え。だが、紛争となりゃ話は別だ」
「紛争、か」
「相手は持国一人じゃねえんだよ。その部下もいるんだぜ?」
「それなら尚更、依頼を願いたい」
増長は葉巻を灰皿に押し付けて捻り消した。
「ギャハハハ!いいぜえ!お前のようなノリのいい奴はな!」
机の中を漁り始めた増長の取り出した物。
「紛争をやるにゃリスクが付き物だ。金じゃリスクは賄えねえ」
それは拳銃だった。

