1階フロント。
筋肉隆々の猛者達が集い、傍らには娼婦のような女達がいる。
「ボスのシマに何のようだ?」
男達は馬鹿にしたように、私を見ている。
「増長に取り次いでもらいたい」
「ただでボスに会えるとでも思ってるのか?」
反応は大体同じだが、冷静さでいえば増長の部下の方がまだ上か。
「あなた達が満足するぐらいの品はある」
私は背負ってきた袋の中に入れた金を差し出した。
「どっから仕入れた?」
頬に部族を感じさせる刺青をした一人が私に冷静に聞き、周囲にいた人間達は目をキラつかせながら金に触れる。
「ルートは言えない。しかし、これで満足しなければ、私にはどうしようもない」
物品では、外に出るための資金としてはイマイチである。
このまま、私を殺すという事も、可能性としてはないとは言えない。
そうなれば、闘うしかないのだが。
「いいだろう。しかし、ボスが拒めば帰れ。その際、金は交渉料として置いていってもらう」
「今、拒めば?」
「吐いた言葉を飲むなんて事、この世界じゃどうなるかぐらいは理解出来きないってわけでもねえだろ?」
ノッて来たか。
ここは、金さえあれば、何とか切り抜けられる。
ただ、欠けているとすれば、増長の情報についてだ。
戦闘に長けているという情報はありしも、増長の性格はどうなのか。
それによっては、金で通じない事がある。
噂によれば、多聞よりは確実に出来るらしい。
だからこそ、必ず増長を動かさなければならない。
「小僧、ボスがお前に会うそうだ」
「ありがたい」
筋肉隆々の猛者達が集い、傍らには娼婦のような女達がいる。
「ボスのシマに何のようだ?」
男達は馬鹿にしたように、私を見ている。
「増長に取り次いでもらいたい」
「ただでボスに会えるとでも思ってるのか?」
反応は大体同じだが、冷静さでいえば増長の部下の方がまだ上か。
「あなた達が満足するぐらいの品はある」
私は背負ってきた袋の中に入れた金を差し出した。
「どっから仕入れた?」
頬に部族を感じさせる刺青をした一人が私に冷静に聞き、周囲にいた人間達は目をキラつかせながら金に触れる。
「ルートは言えない。しかし、これで満足しなければ、私にはどうしようもない」
物品では、外に出るための資金としてはイマイチである。
このまま、私を殺すという事も、可能性としてはないとは言えない。
そうなれば、闘うしかないのだが。
「いいだろう。しかし、ボスが拒めば帰れ。その際、金は交渉料として置いていってもらう」
「今、拒めば?」
「吐いた言葉を飲むなんて事、この世界じゃどうなるかぐらいは理解出来きないってわけでもねえだろ?」
ノッて来たか。
ここは、金さえあれば、何とか切り抜けられる。
ただ、欠けているとすれば、増長の情報についてだ。
戦闘に長けているという情報はありしも、増長の性格はどうなのか。
それによっては、金で通じない事がある。
噂によれば、多聞よりは確実に出来るらしい。
だからこそ、必ず増長を動かさなければならない。
「小僧、ボスがお前に会うそうだ」
「ありがたい」

