部屋の外から、廊下を刻む足の音が聞こえてくる。
足は私の部屋の前で止まった。
持国の部下か、持国か。
扉を開けると、台を運ぶ黒ずくめの持国の部下が入ってくる。
「さてさて、今日はどんな玩具かと思ったら、子供かあ」
台にはメスやらペンチやら、拷問道具が乗っていた。
「遊べるなら、何だっていいか」
目の前の男には、恐怖しか感じる物がなかった。
「私は、死ぬのか?」
「死ぬね。ものすごーく痛くて痛くて、泣いても死ぬよね」
ペンチを取り上げる。
「止めて、くれ」
「こんな面白い事、止めるわけないじゃないか」
ペンチで指を掴み、捻ろうとする。
「頼む、私は」
「聞かない」
一気に、捻る。
指から、痛みが全身を疾走した。
「ぎゃあああああああ!」
枯れたはずの喉から、絶叫した声が溢れる。
「ああ、ああ」
何よりも、痛い。
「さあて、もう一本」
次の痛みに耐えられるかどうか、解らない。
「いい声、出してくれよ」
黒く塗りつぶされた絶望が、私を覆っている。
足は私の部屋の前で止まった。
持国の部下か、持国か。
扉を開けると、台を運ぶ黒ずくめの持国の部下が入ってくる。
「さてさて、今日はどんな玩具かと思ったら、子供かあ」
台にはメスやらペンチやら、拷問道具が乗っていた。
「遊べるなら、何だっていいか」
目の前の男には、恐怖しか感じる物がなかった。
「私は、死ぬのか?」
「死ぬね。ものすごーく痛くて痛くて、泣いても死ぬよね」
ペンチを取り上げる。
「止めて、くれ」
「こんな面白い事、止めるわけないじゃないか」
ペンチで指を掴み、捻ろうとする。
「頼む、私は」
「聞かない」
一気に、捻る。
指から、痛みが全身を疾走した。
「ぎゃあああああああ!」
枯れたはずの喉から、絶叫した声が溢れる。
「ああ、ああ」
何よりも、痛い。
「さあて、もう一本」
次の痛みに耐えられるかどうか、解らない。
「いい声、出してくれよ」
黒く塗りつぶされた絶望が、私を覆っている。

