マヤを導くように手を繋ぎながら、階段を降りていく。
マヤはオルゴールを見つめながら歩いているため、何度もこけそうになる。
その度に支えながらも、降りていく。
途中、猛者が私達を睨んだが、手を出してはこなかった。
広目に手当てされたとだけあって、客人として扱われているのか。
一階に辿り着き、ビルの外へと足を踏み出した。
相変わらず、空気が重くて、潰されそうだ。
人間が住んで良い場所ではない。
「見つからないといいが」
持国のビルまでは多少の距離が在る。
走ると、マヤの傷に響いてしまう。
裏道を通ってでも、進むべきなのかもしれない。
しばらく歩いて裏道へ移動しようとすると、いかにも悪という大男と子分らしき男達が四人、周りを囲む。
「いい物、持ってるじゃねえか」
「ここ数年、手しか使ってねえんだわ」
「寄越せよ」
マヤに手を伸ばす男達。
マヤは命を削ってでも、大切な物を取りに来た。
彼女を傷つけた罪の意識はある。
しかし、それよりも、大切な物を守るという行為が私の中で大きくなった。
マヤは、親の元へ連れて帰らなければならない。
「お前達は、持国の娘に手を出すのか」
力でやれば、勝ち目はない。
情けなくても、持国という名前を出せば引くのではないかと考えた。
「多聞の部下の俺たちゃ、持国なんか関係ねえ」
男に力強く頬を殴り飛ばされる。
地面に這いつくばされ、子分達の蹴りが襲い掛かってくる。
マヤはオルゴールを見つめながら歩いているため、何度もこけそうになる。
その度に支えながらも、降りていく。
途中、猛者が私達を睨んだが、手を出してはこなかった。
広目に手当てされたとだけあって、客人として扱われているのか。
一階に辿り着き、ビルの外へと足を踏み出した。
相変わらず、空気が重くて、潰されそうだ。
人間が住んで良い場所ではない。
「見つからないといいが」
持国のビルまでは多少の距離が在る。
走ると、マヤの傷に響いてしまう。
裏道を通ってでも、進むべきなのかもしれない。
しばらく歩いて裏道へ移動しようとすると、いかにも悪という大男と子分らしき男達が四人、周りを囲む。
「いい物、持ってるじゃねえか」
「ここ数年、手しか使ってねえんだわ」
「寄越せよ」
マヤに手を伸ばす男達。
マヤは命を削ってでも、大切な物を取りに来た。
彼女を傷つけた罪の意識はある。
しかし、それよりも、大切な物を守るという行為が私の中で大きくなった。
マヤは、親の元へ連れて帰らなければならない。
「お前達は、持国の娘に手を出すのか」
力でやれば、勝ち目はない。
情けなくても、持国という名前を出せば引くのではないかと考えた。
「多聞の部下の俺たちゃ、持国なんか関係ねえ」
男に力強く頬を殴り飛ばされる。
地面に這いつくばされ、子分達の蹴りが襲い掛かってくる。

