「痛い、人をいきなり殴るとは何たる輩か」
油断した隙に空気岩の顔面にパンチをお見舞いしておいた。
「斬られたチェリーはお前の数千、数億倍痛いんだよ。それでチャラだと思うなうよ」
このアホは斬るという事の意味を解っているのか。
斬られれば痛いし、後だって残る。
傷が浅いから良いというのはありえない話だ。
俺達は歩き続けている。
先に何があるか、空気岩に聞くのは癪だった。
しかし、敵の集合している場所に辿り着いてしまったら、お仕舞いである。
「お主、某の妹の事を知らぬか?」
「妹、ね」
空気岩の妹といえば一人しかいない。
野川子鉄。
多分、空気岩と子鉄は血が繋がっていない。
過去の話で家族と一緒にいなかったとすれば、そうなるだろう。
知り合ったのは、退魔師に入ってからか。
今、ここで知る事を話せば、面倒事が増える。
襲ってくるのは解りきった事だ。
それよりも、俺の事を忘れているのにも関わらず、妹の事を聞いてきても、普通の人ならば知るはずもないだろう。
「知らねえよ」
「残念である。某の可愛い妹を知らないとは、お主、相当な損をしている」
「そうかよ」
俺だって知らないフリをしたいわけじゃない。
「早く日本に帰って、某の勇姿を見せてやりたい」
子鉄が、空気のような空気岩が帰ってきて喜ぶだろうか。
「俺達は一刻も争ってるんだよ。余計な会話に華を咲かせてる場合じゃねえ」
親父達にもしもの事があれば、俺達に被害が及ぶ。
だからこそ、出来るだけ遠くに逃げなければならない。
油断した隙に空気岩の顔面にパンチをお見舞いしておいた。
「斬られたチェリーはお前の数千、数億倍痛いんだよ。それでチャラだと思うなうよ」
このアホは斬るという事の意味を解っているのか。
斬られれば痛いし、後だって残る。
傷が浅いから良いというのはありえない話だ。
俺達は歩き続けている。
先に何があるか、空気岩に聞くのは癪だった。
しかし、敵の集合している場所に辿り着いてしまったら、お仕舞いである。
「お主、某の妹の事を知らぬか?」
「妹、ね」
空気岩の妹といえば一人しかいない。
野川子鉄。
多分、空気岩と子鉄は血が繋がっていない。
過去の話で家族と一緒にいなかったとすれば、そうなるだろう。
知り合ったのは、退魔師に入ってからか。
今、ここで知る事を話せば、面倒事が増える。
襲ってくるのは解りきった事だ。
それよりも、俺の事を忘れているのにも関わらず、妹の事を聞いてきても、普通の人ならば知るはずもないだろう。
「知らねえよ」
「残念である。某の可愛い妹を知らないとは、お主、相当な損をしている」
「そうかよ」
俺だって知らないフリをしたいわけじゃない。
「早く日本に帰って、某の勇姿を見せてやりたい」
子鉄が、空気のような空気岩が帰ってきて喜ぶだろうか。
「俺達は一刻も争ってるんだよ。余計な会話に華を咲かせてる場合じゃねえ」
親父達にもしもの事があれば、俺達に被害が及ぶ。
だからこそ、出来るだけ遠くに逃げなければならない。

