「お前らに一つ聞いておきたいんだが、これからどうするつもりだ?」
「ティアはティアは、どうしようもない丞さんについて行くです」
ティアの場合は成人してるし、何を考えているのか解らないので自決させる。
「一言余計だっつうんだよ。それで、チェリーは」
チェリーには聞く事自体がおかしかった。
「一緒に来い。ここは危険だ」
「うん」
元気がないながらにも、素直に頷いた。
自分の故郷を失くしてしまったから、どうしようもなくなったんだよな。
幼きチェリーの場合は誰かが導くしかない。
「とりあえず、お前が一息できる場所まで連れて行く」
「うん」
本当は混乱してるし、泣きたいはずだろう。
一夜で親や友人までなくしちまったんだ。
でも、下手に大丈夫などという言葉はかけられなかった。
俺が出来るのは、安心して大きく泣ける場所に連れて行く事だけだ。
「じゃあ、行くか」
港がどっちにあるか、聞いてなかった。
ボンミス。
でも、洞窟の方へは歩けない。
すでに占拠されてる可能性があるからだ。
まだ日が経っていないというところを考えると、逆方向に進んだ方がいいんではないだろうか?
妖魔の村に全員をつぎ込んでいるわけはないだろうけど、調べる事は多いから手薄になっているはずだ。
俺達は一度小屋の方向に戻り、ティアに獣道の方向を聞いて進んだ。
馬鹿な事を言ってはいるが導いた先は正確で、時間が経つ事なく辿り着いた。
しかし、獣道に出る事無く、姿を隠しながら進む。
獣道の真ん中を歩くなんて、蜂の巣にしてくださいと言っているようなものだからな。
ティアはともかく、チェリーは妖魔とはいえ子供だ。
限界に辿り着くのは早いだろうし、辛いかもしれない。
でも、ここは少しだけ我慢してもらうしかない。
「ティアはティアは、どうしようもない丞さんについて行くです」
ティアの場合は成人してるし、何を考えているのか解らないので自決させる。
「一言余計だっつうんだよ。それで、チェリーは」
チェリーには聞く事自体がおかしかった。
「一緒に来い。ここは危険だ」
「うん」
元気がないながらにも、素直に頷いた。
自分の故郷を失くしてしまったから、どうしようもなくなったんだよな。
幼きチェリーの場合は誰かが導くしかない。
「とりあえず、お前が一息できる場所まで連れて行く」
「うん」
本当は混乱してるし、泣きたいはずだろう。
一夜で親や友人までなくしちまったんだ。
でも、下手に大丈夫などという言葉はかけられなかった。
俺が出来るのは、安心して大きく泣ける場所に連れて行く事だけだ。
「じゃあ、行くか」
港がどっちにあるか、聞いてなかった。
ボンミス。
でも、洞窟の方へは歩けない。
すでに占拠されてる可能性があるからだ。
まだ日が経っていないというところを考えると、逆方向に進んだ方がいいんではないだろうか?
妖魔の村に全員をつぎ込んでいるわけはないだろうけど、調べる事は多いから手薄になっているはずだ。
俺達は一度小屋の方向に戻り、ティアに獣道の方向を聞いて進んだ。
馬鹿な事を言ってはいるが導いた先は正確で、時間が経つ事なく辿り着いた。
しかし、獣道に出る事無く、姿を隠しながら進む。
獣道の真ん中を歩くなんて、蜂の巣にしてくださいと言っているようなものだからな。
ティアはともかく、チェリーは妖魔とはいえ子供だ。
限界に辿り着くのは早いだろうし、辛いかもしれない。
でも、ここは少しだけ我慢してもらうしかない。

