俺が動けないのはカメリアの能力か。
目を合わせただけで動けなくするとは、強力すぎる。
「ふふ」
長い髪が垂れ下がり、その中には魅惑的な瞳が二つ浮かんでいる。
「カメリア、お前」
「夫の事は愛してる。けど、それだけじゃ駄目なんさ」
俺の唇とカメリアの唇が重なり合う。
「お兄さんは身を任せるだけでいいよ」
「馬鹿、野郎が」
「おや、抵抗するほど嫌なのかい?」
「こんなこと、しなくても、俺は逃げない」
「お兄さんは、チェリーや夫に対して引け目は感じなくていい」
「お前だけが、責任を背負うなんて、俺は、認めない」
「へえ」
「例え、今が、苦しくても、辛くても、自分自身の事なら我慢する。それに、我慢を、カメリアに強要はしない。だけど、今、お前一人だけが、苦しい思いを、感じるっていうのなら、それだけは我慢ならないんだ」
俺自身、我慢は弱いほうだと思う。
だけど、カメリアを一人で哀しませたくないせいか、自分の立場、状況、感情を殺せそうな気がした。
巻き添えを食らった者達には、恨まれる事になりそうだけどな。
「私は子供じゃないんだよ」
「今、お前は、独りじゃない。目の前にもう一人居るって事を解ってくれ。誰だって、痛みは軽くしたいだろ?頼りないかもしれないけど、一人で背負うよりは、二人で背負った方が、楽じゃないか」
「お兄さん」
「俺は人形じゃない。だから、一人で慰めるようなやり方は、止めろ」
「全く、どこまでもおかしな人だよ」
身体が全て動くようになった。
「私に襲われたという事にしておけば、彼女を裏切った事にはならなかったかもしれないし、チェリーや夫に対しても負い目を感じることはないんだよ?」
「こうなったら、騎虎の勢さ」
今更、自分の言った事を取り消そうなどとは思わない。
目を合わせただけで動けなくするとは、強力すぎる。
「ふふ」
長い髪が垂れ下がり、その中には魅惑的な瞳が二つ浮かんでいる。
「カメリア、お前」
「夫の事は愛してる。けど、それだけじゃ駄目なんさ」
俺の唇とカメリアの唇が重なり合う。
「お兄さんは身を任せるだけでいいよ」
「馬鹿、野郎が」
「おや、抵抗するほど嫌なのかい?」
「こんなこと、しなくても、俺は逃げない」
「お兄さんは、チェリーや夫に対して引け目は感じなくていい」
「お前だけが、責任を背負うなんて、俺は、認めない」
「へえ」
「例え、今が、苦しくても、辛くても、自分自身の事なら我慢する。それに、我慢を、カメリアに強要はしない。だけど、今、お前一人だけが、苦しい思いを、感じるっていうのなら、それだけは我慢ならないんだ」
俺自身、我慢は弱いほうだと思う。
だけど、カメリアを一人で哀しませたくないせいか、自分の立場、状況、感情を殺せそうな気がした。
巻き添えを食らった者達には、恨まれる事になりそうだけどな。
「私は子供じゃないんだよ」
「今、お前は、独りじゃない。目の前にもう一人居るって事を解ってくれ。誰だって、痛みは軽くしたいだろ?頼りないかもしれないけど、一人で背負うよりは、二人で背負った方が、楽じゃないか」
「お兄さん」
「俺は人形じゃない。だから、一人で慰めるようなやり方は、止めろ」
「全く、どこまでもおかしな人だよ」
身体が全て動くようになった。
「私に襲われたという事にしておけば、彼女を裏切った事にはならなかったかもしれないし、チェリーや夫に対しても負い目を感じることはないんだよ?」
「こうなったら、騎虎の勢さ」
今更、自分の言った事を取り消そうなどとは思わない。

