私達の関係? 友達…ではないのだろうし。 カレカノ…そんな甘い言葉なんてのは、私達の中には存在しない。 私達の関係にはきっと、名前なんてものはない。 ただ、触れあっていたいだけ。 それだけなんだ。 昼休み以外ではほとんど使われない図書室は、いつしか私の居場所になってた。 そこに、ひょっこり現れたのが日向。 初めて私達が会話した時のこと、 今でも新鮮に覚えてる。