『……ごめん…』 何故か謝るあたし。 「…うん。病院に迎え行くから待ってて。」 電話を切ってから、 辛くて悲しくて、泣きそうになる。 悔しかった… 何が悔しかったか分かんないけど… 兎に角悔しかった。 会計を済ませ、アキヒロがくるのを待つ。 案外、彼は来るのが早かったから、あまり待っていなかったけど、その短時間の間にあたしは何度も泣きそうになっていた