テンパって、叫び散らしながら車を出た。 「おい!!クミ!!クミ!!」 アキヒロの声がしたけど、あたしにはもう届かない。 "死んでやろう" 本気で思った。 何があたしをここまで追い詰めたのかは、分からないけど… 兎に角、走った。 携帯もタバコも何も持たずに。 アキヒロに見つからないように、車が通れない道だけをひたすら走る。 たどり着いた先は… 1時間ごとに通る、汽車の…線路。 何も考えずに、夢中で走って…着いた所が線路。 "死んでもいいんだ" そう、思えた。