チュンチュン…



「……んぁ?」



チュン…チュチュン…



「……ん~っと!!」



スズメのさえずり。



カーテンの隙間から覗く陽の光。



昨日の昼寝起きとは一変、



めちゃめちゃ爽やかな朝を迎えた俺は、



「亮~!!起きなさぁーいっ!!」



「あっ…今日から…学校…だっけ…」



「亮~!!」



「うっさいっ!!」



いつも通りの、賑やかな朝を迎えていた。



そして何事もなかったように飯を食い、



朝の占いを見て、



「いってきまーすっ!!」



「忘れ物はない?」



「ねーよっ!!」



チャリに跨り、のんびりとガッコーへと向かった。